【2026年最新】本館完全復活の道後でいま起きている「足湯ホッピング」ブームの正体——旅人がこぞって靴を脱ぐ理由

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【2026年最新】本館完全復活の道後でいま起きている「足湯ホッピング」ブームの正体——旅人がこぞって靴を脱ぐ理由
【2026年最新】本館完全復活の道後でいま起きている「足湯ホッピング」ブームの正体——旅人がこぞって靴を脱ぐ理由
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🎵 【2026年最新】本館完全復活の道後でいま起きている「足湯ホッピング」ブームの正体——旅人がこぞって靴を脱ぐ理由

道後 足湯の石縁に腰を下ろし、ふう、と息を吐き出す。足先からじんわりと染み渡るアルカリ性単純温泉の柔らかな熱に、歩き疲れた身体の芯がほどけていくようだ。道後温泉本館が約5年半におよぶ保存修理工事を終え、全館営業を再開してから早くも2年が経った2026年の現在。街にはかつてない活気が戻っているが、いま旅慣れた大人たちの関心を強く惹きつけているのは、巨大な宿の内湯でも行列のできる大浴場でもなく、街のあちこちで静かに湯気を上げる無料の足湯スポットだ。

朝一番の澄んだ空気の中、近所のお年寄りと世間話を交わしながら足を浸すのもいい。夕暮れどき、提灯に灯りがともる路地を眺めながら湯浴みを楽しむのも格別だ。手元に今治タオルを1枚忍ばせておくだけで、いつでも極上の名湯にアクセスできる道後 足湯の魅力は、スケジュールに追われない「旅の余白」そのもの。スーツケースを預け、スニーカーを脱ぎ捨てるだけで始まる、この街でいちばん贅沢な時間の過ごし方を追った。

本館全館再開から2年、なぜいま「足湯」が旅行者の主役に躍り出たのか

2024年7月に全館営業を再開した道後温泉本館は、2026年を迎えた現在も国内外から途切れることのない来訪者で賑わいを見せている。だが、人気スポットゆえに入浴整理券の待ち時間が生じることも珍しくない。そこで旅人たちが自然と目を向けたのが、点在する足湯をハブにした街歩きだ。

単なる「時間つぶし」ではない。入浴のために服を脱ぎ着する煩わしさがなく、メイク崩れも気にせず、同行者と顔を突き合わせて旅の計画を練り直せる。この気軽さと身軽さが、効率的な体験を重んじる現代のトラベラーの気風にぴたりとはまった。歴史ある木造建築が連なるレトロな町並みと、ふらりと湯に浸かれるオープンエアの解放感。この2つが掛け合わさることで、足湯は道後観光の脇役から一気に主役へと押し上げられた。

まずはここから!初心者でも迷わない道後温泉駅前「放生園」の賑わい

伊予鉄道の道後温泉駅を降り立つと、すぐ右手に見えてくるのが「放生園(ほうじょうえん)」の足湯だ。道後巡りの起点として、これほど分かりやすく象徴的な場所はない。

明治24年から昭和29年まで実際に本館で使われていた湯釜から、とうとうと注がれる本物の湯。ベンチに腰を落ち着けると、目の前には「坊っちゃんカラクリ時計」が鎮座している。午前8時から午後10時までの毎正時(季節や週末は30分ごと)、軽快な音楽とともに夏目漱石の小説『坊っちゃん』の登場人物たちが姿を現す仕掛けだ。足元から立ちのぼる硫黄の微かな香りに包まれながら、からくり人形のユーモラスな動きを眺めるひとときは、道後に来た実感をストレートに味わわせてくれる。

夜景と風情を独り占めする「空の散歩道」——高台から見下ろす本館の輝き

賑やかな商店街の気配から少し離れ、本館の南側にある冠山へ石段を上っていくと、視界が一気にひらける。「空の散歩道」と名付けられた展望遊歩道に設置された足湯だ。

ここからの眺望は、まさに特等席。修理工事を終えて往時の威容を取り戻した道後温泉本館の複雑な屋根組みや、頂に冠された「振鷺閣(しんろかく)」を真上から見下ろすことができる。特におすすめしたいのは、夕闇が街を包み始めるマジックアワーから夜にかけての時間帯。障子越しにこぼれる本館の温かな灯りと、夜風に冷やされた頬、そして足元を満たす湯のコントラストが、旅の情緒を静かにかき立てる。ベンチのスペースもゆったりと取られており、カップルや一人旅の思索の場としても密かな人気を誇っている。

旅館の門前や路地に潜む穴場スポット:無料で楽しむ手湯・足湯の奥深さ

道後の懐の深さは、公営の広場だけでなく、名立たる老舗旅館がその敷地の一部を足湯や「手湯」として一般の散策客に開放している点にある。

例えば、創業390年を超える老舗「ふなや」の川席沿いにある足湯や、「道後舘」の風情ある石造りの手湯。格式高い門構えをくぐらずとも、その宿が培ってきた美意識と湯の恵みの一端に触れられる。場所によって湯の温度が微妙に異なり、注ぎ口の造作も檜あり、荒々しい自然石ありと多彩だ。迷路のように入り組んだ路地をあてもなく歩き、ふと見つけた湯気に手をかざしてみる。そんな偶然の出会いこそ、この街の散策に奥行きを与えている。

地ビールと柑橘スイーツ片手に:進化する2026年の「足湯×ワンハンドグルメ」

2026年の道後を歩くなら、グルメとのペアリングを楽しまない手はない。いま商店街周辺では、足湯に浸かりながら片手で楽しめるローカルフードの選択肢が驚くほど充実している。

定番は、できたての湯上がりスイーツ。愛媛特産の伊予柑や高級柑橘「紅まどんな」を贅沢に使ったジェラート、あるいは香ばしいタルトや坊っちゃん団子。熱い湯に足を沈め、冷たい柑橘の酸味を喉に流し込む瞬間は、思わず声が出るほどの快感だ。さらに夕暮れ時には、道後麦酒館のクラフトビールをカップでテイクアウトする大人の姿も目立つ。「坊っちゃんビール(スタウト)」の深い苦味や「マドンナビール(アルト)」の芳醇なアロマを味わいながら過ごす宵の口。気取らないストリートスタイルの湯治が、旅の夜を豊かに彩ってくれる。

手ぶら旅を120%楽しむための実践マナーと持ち物チェックリスト

どれほど手軽とはいえ、最低限の準備とマナーを弁えておくことで、足湯めぐりの快適さは何倍にも跳ね上がる。まず絶対に欠かせないのが「フェイスタオル」だ。道後の商店街には上質な今治タオルを扱うショップが無数にあるため、現地でお気に入りの1枚を調達して旅の相棒にするのも粋な選択といえる。

服装選びにも少しだけコツがある。タイトなスキニーパンツやストッキングは避け、膝下までさっと無理なく捲り上げられるボトムスを選ぶこと。靴も脱ぎ履きしやすいスリッポンやローファーが最適だ。また、共有の場である足湯では、足を湯に入れる前に汚れを軽く落とすのが暗黙のルール。混雑時にはスペースを譲り合い、飲食時のゴミは必ず持ち帰る。誰もが気持ちよく温もりを分かち合える気配りがあってこそ、千数百年の歴史を持つ名湯の空気感は美しく保たれている。 (出典: 道後 足湯(Yahoo!ニュース)